Posted on 2014年11月6日
本店サイトの活性化
多くの場合、まずサイトデザインの確認、もしくはWeb解析を先にしてしまいがちですが、それは購入者を置き去りにしたことになりかねません。
そこで紹介したいのが、
過去の受注データを紐解く
という事です。以外と大きなヒントを得られる事があります。
例えば、これまで購入いただいたお客様がどういうタイミングで購入し、その方は会員になっているのか否か。
更に、1年間(この期間は取り扱い商材によって異なる)に何回、どのタイミングで購入し、また、どの価格帯の商品を購入されているのか?を見る。
そうする事で、お客様が対象の本店サイトをどのように利用しているのかという輪郭が浮き彫りになります。
そこで思考です。
過去の購入履歴を見て、それは店舗としてお客様と築いて行きたい関係性が数字という成果に現れているのか。
そのデータが正しいと鵜呑みにしてはいけません。
あくまでも、そのデータは相手(お客様)軸の店舗との関係性が数字として現れたものであり、店舗が望んだ関係性が数字として現れたものではないはずです。
1回購入いただくと、次はどのタイミングで購入という関係を築き、年間どういうお付き合いをしていくか。を想像する。
そうすると、その実践する場所としてのページが見えてくるはずで、そこではじめてアナリティクス等のツールを用いて解析を行うとこれまでと異なる取り組みが思い浮かぶはずです。
点での分析は、方向性が定まりにくいもの。
過去と現在をつなぐ線を意識し、その線が未来の方向性に向かってるか?
こういう妄想と想像が新たな創造になるのかもしれません。