Google アナリティクス 拡張eコマースと標準レポートの違い(商品の販売状況)

今回はGoogle アナリティクス 拡張eコマースと標準レポートの違い第2回ということで、新たに加わった『商品の販売状況』についてです。

この『商品の販売状況』のレポートの中には『サマリー』と『ショッピング行動』という項目があります。

これら2つの項目について1つ1つ書いていきます。

●商品の販売状況のサマリーレポートは、8つの項目で商品の販売状況がわかる。

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まず、商品の販売状況のサマリーレポートには、以下の8つの項目があります。

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私なりに1つ1つ解説をしていきます。

【販売実績】

商品の収益:期間内の商品単位での収益(受注金額)

固有の購入数:期間内の購入数(受注件数)

数量:期間内で受注が発生したユニットの合計数

平均価格:期間内の商品あたりの平均収益(受注金額)

平均数量:期間内の購入件数における平均受注数

商品の払い戻し額:払い戻しとしてユーザーに支払われた金額

【ショッピング行動】

Cart-to-Detail 率:商品をカートに追加した回数を、商品詳細ページの閲覧回数(PV)で割った値

Buy-to-Detail 率:商品購入件数、を商品詳細ページの閲覧回数(PV)で割った値

続いて、商品の販売状況のショッピング行動レポートについてです。

●商品の販売状況の『ショッピング行動』レポートは、8つの項目で商品の販売実績とショッピング行動がわかる。

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商品の販売状況のショッピング行動レポートには、以下の8つの項目があります。

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サマリー同様に、1つ1つ解説をしていきます。

【ショッピング行動】

商品リストの閲覧回数:商品リストに表示された商品をユーザーが閲覧した回数、つまりインプレッション数

商品詳細表示:ユーザーが商品詳細ページを閲覧した回数

商品がカートに追加された回数:文字通り、商品詳細でカートボタンをクリックされた回数

商品がカートから削除された回数:この商品がショッピング カートから削除された回数

商品の決済回数:この商品が決済手続きの対象となった回数

固有の購入数:期間内の購入数(受注件数)

Cart-to-Detail 率:商品をカートに追加した回数を、商品詳細ページの閲覧回数(PV)で割った値

Buy-to-Detail 率:商品購入件数、を商品詳細ページの閲覧回数(PV)で割った値

尚、「商品リストの閲覧回数」は、グーグルアナリティクスのトラッキングコードで「商品の閲覧」としてデータ送信を行った商品数。「商品詳細表示」は、グーグルアナリティクスのトラッキングコードで「商品の詳細ページ表示」としてデータ送信を行った商品数となるようです。

●商品の販売状況のまとめ

サマリーの表として表示される販売実績では、標準レポートの「商品の販売状況」と基本的に同じ項目で、「商品の払い戻し額」が新たに加わったという事です。

一方、ショッピング行動では「Cart-to-Detail 率」「Buy-to-Detail 率」という全く新しい指標として加わりました。この指標は商品ページごとのCVRが確認できるともいえます。

また、プライマリディメンションには、「商品」「商品の SKU」「商品カテゴリ(拡張 e コマース)」「商品ブランド」が選択できます。

先ほど記したように、プライマリディメンションで「商品」を選択したままだと、商品ページごとの「Buy-to-Detail 率」(商品ページCVR)が分かりますし、プライマリディメンションで「商品カテゴリ(拡張 e コマース)」を選択すると、カテゴリページごとの「Buy-to-Detail 率」(カテゴリページCVR)が分かります。

これら拡張eコマースならではの指標を、どのように活用していくかで成果は大きく変わるかもしれません。

更に、セグメントを活用し、アナリティクスのレポートで表示される数値の掛け合わせ集計を行えばとても有益な情報が示されそうです。

【了】